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ヨガとピラティスの違い

「ヨガとピラティスって何が違うの?」
とよく聞かれます。

現在は、どちらもダイエットや体を整えるのに良いと思われていますが、基本的に全く違います

ヨガは紀元前からあり、もともと修行体系で、体、呼吸、心、生き方そのものを
整えます。
ピラティスは、19世紀にリハビリから生まれた体を整えるものです。

痩せたい、体を整えたい、きれいな筋力をつけたいなど、“体”にフォーカスしたいなら、ピラティスが良いと思います。
インストラクターも“体”の専門家ですので、その専門的な知識は、必要とする人に良いアドバイスを与えてくれると思います。(奥が深いので、インストラクターによりかなりの個人差はあると思いますが)

ヨガに関しては、体のことだけを教えるインストラクターも多いので、ヨガとピラティスが類似して感じられるのかもしれません。

本来ヨガは、体を動かすことももちろんですが、呼吸法も瞑想法もかなりの種類があります。健やかに生きる方法が記されたウパニシャッドという奥偽書もあり、人生に迷ったときに判断の導き手になる考え方として利用することができます。

なので、体のこと(ダイエットや運動不足、体の痛み等)だけでなく、リラックスしたい、心を楽にしたい、この先の人生への不安など、心や生き方にも不安や悩みがあるなら、ヨガを選ぶことをお勧めします。

ただし、前述のとおり、ヨガのインストラクターの中には、ポーズを体を痛めないように、きれいなポーズをとることを指導する先生が多いので、その点については、選ばれるときに気を付けていただけたらと思います。

当スタジオは、ポーズに関しては、きれいなポーズをとることには一切こだわらずに、安全に、筋力をつけること、柔軟性をUPさせること、自律神経を整えることを実施できるポーズの行い方(ヨーガ療法)のメソッドをお伝えしています。

呼吸法ヴェーダ瞑想法もポーズと同じくらい大切にして、初めてヨガをされる方にもお伝えしています。

当スタジオは、ポーズを上手に取るためにヨガを学びたい人には向きません。
体と心の不調の改善や予防、自分の生き方をより良くしていきたい、80歳になっても、90歳になっても健康でいられるような、ヨガを設計しています。