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ヨーガセラピーと一般のヨガの違い

よく、ぷるなよがで行っているヨーガ・セラピーと普通のヨガってどう違のですか?という質問を受けます。
その質問に答えるために、まず、手軽に通えるヨガについて、お話したいと思います。

手軽に通えるヨガ

私が、お手軽ヨガと言っているのは、呼吸と合わせながら大きくポーズを行いキープして、時には先生がポーズを直しにきたり、きれいにポーズをとるための方法を教えてくれて、最後は少しの時間シャバーサナというリラクセーションのために横になってお休みする時間を取ります。

「私が知っているヨガはこれ!」と思われた方もいると思います。

このようなお気軽ヨガは、日本の国内に広がりました。イメージはアメリカのきれいな女性が格好良くポーズをとっているような。

私自身も、20年ほど前アメリカでヨガを始めた時は、その格好よくポーズをとるマドンナに惹かれたからです。

ヨガスタジオに行くと、きれいにポーズをとるためのコツを教わり、時には直され、時には隣の人と争う気分になったりしました。最後のシャバーサナのお休みで、すべての頑張りから解放されリラックスできた気がします。体が健康で20代だった私にはこれで十分でした。

当時は、指導者ならば下の1枚目の写真のようなポーズできないといけないと思っていました。(実際はそんなことないですよ)

インド・ニューデリーにて:(注意)こんなポーズはクラスでは行いません。見せる様で撮影したものです

 本来ヨガは、本当の意味で誰にでもできるもの

だけど、ポーズを重視しているヨガは、若いうちしかできません。

例えば、ぷるなよがで行っているヨーガ療法(ヨーガ・セラピー)では、がん治療者もリウマチの人も心身に障害を持たれている人も、あぐらや正座ができなかったり、腕が上がらなかったり、運動が苦手な人も、高齢者もいろいろな方が行っています。

ヨーガは本来、自分自身を治癒していくもの

参加者に合わせた動き

 体、呼吸、心を使って、セルフケアしていくものです。ヨーガをしに集う人たちの目的は様々。リラックスしたい、体の疲れを取りたい、症状を軽減させたい、心を強くしたい…それになのにみんなが同じポーズを同じようにするのはどうでしょうか?ポーズをとる際、周りや自分と競争したり、失望したりしていたら、その瞬間、健康からは遠く離れた心が生じてきます。
 その人自身の心地よさや感覚で行うことで、心が穏やかに、平和になり、健やかさが内側からわき出し、健康に磨きがかかるのです。

 ぷるなよがで行わるヨーガ・セラピー

 それは、日本ヨーガ療法学会が推奨するヨーガ・セラピー(ヨーガ療法)です。おおもとは、何千年も前からインド・ヒマラヤの伝統の中で引き継がれてきたヨーガ。それを科学的根拠のもとに、誰にでもできるように大切なエッセンスだけを残して系統立てたものです。
 そして、そのヨーガがセラピーと言われる理由は、ヨーガ・オリジナルの見立てとそれに対するヨーガがあるからです。ヨーガのオリジナルの見立て1つを人間五蔵説といいます。人を5つの鞘として見立てるという方法です。体、呼吸、感覚、知性や感性(考え方)、記憶の5つの鞘の乱れをアセスメントし、その乱れを整えていくための伝統の中で培われてきたヨーガのメソッドを利用しています。見立てのための根拠となるウパニシャッド聖典などは多く現存しており、ヨーガのインストラクションのために役立てられています。

 ヨーガ・セラピーの多くは、プライベート(パーソナル)から少人数で行うことを推奨します。それは、それぞれの困りごとに寄り添ったプログラムを提供できるようにするためです。ポーズも上の2枚目の写真のような感じ。

 上記のような、ここに合わせた見立てと指導を行えるようになるには、多くの時間を有します。セラピストになるには、一般のヨガ・インストラクターよりも多くの勉強を行わなければなりません。ですので、ヨーガ・セラピーを指導できる人たちは専門教育を受け、厳選されていています。更に、ぷるなよがの指導者は、さらに勉強をし続け、一般社団法人日本ヨーガ療法学会の認定を受け、それを更新し続けている療法士が指導します。 

 もしよかったら、心身の本当の癒しを体験できるヨーガ・セラピーを体験してみませんか。
 そして、ヨーガ・セラピーを続けることで、人生そのものを健やかに変えていく努力をしていませんか。